サーラ物流(伊藤光夫社長、愛知県宝飯郡)は昨年、百三十台の車両にアールアンドピー社のバックアイカメラを導入した。
同社は日ごろから事故防止に関する小集団活動も行っていたが「バック事故など小さな事故がなかなか減らなかった」(荘司俊彦物流部長)という。
ガス事業や住宅事業など地域に密着した事業を幅広く展開し、地元で名士として知られる「サーラ」グループ。その物流を担う同社だけに、事故によってブランドイメージを傷つけることはできない。
荘司部長は「バック事故はちょっとした不注意が招くヒューマンエラーの典型。防げるものは防がなければならない」と、バックアイカメラ導入の理由を説明。バックアイカメラ導入後は荘司部長の期待通り、バック事故がゼロとなった。また、ドライバーからは「映像が鮮明なうえ小さな音まで拾ってくれるので安心」との声が聞かれた。
百三十台の車両に一気に導入したのもアールアンドピー社の製品が安価でかつ信頼できたからだという。
「会社の信頼はお客様が決めるもの」。こうした事故防止対策も含め、同社では常にCS(顧客満足)ナンバーワンを目指したサービス向上に取り組んでいる。